腹筋を割るならどっち?クランチ vs レッグレイズ 徹底比較!初心者必見の違いと選び方

「腹筋を割りたいけど、クランチとレッグレイズってどっちが効果あるの?」
そんな疑問を持つ初心者の方は多いはず。この記事では、それぞれの特徴や鍛えられる部位の違い、目的別のおすすめを徹底比較します。
腹筋を効率よく鍛えたい方、ぜひ参考にしてください!
1. クランチとは?どんな効果がある?
✔ クランチのやり方

- 仰向けに寝て、膝を90度に曲げる
- 手を頭の後ろか胸に置く
- 上体を軽く起こして腹筋を収縮させる
✔ 鍛えられる部位
- 主に腹直筋(上部)
- 姿勢を安定させる筋肉にも軽く刺激が入る
✔ クランチのメリット・デメリット
クランチは、腹筋トレーニングの中でも最も基本的な種目のひとつ。シンプルで取り組みやすい反面、正しい理解がないと「効かない」まま続けてしまうこともあります。
メリット
- フォームが比較的簡単
肩甲骨を床から浮かせるだけでOK。身体を大きく起こす必要がないため、初心者でも取り組みやすい。 - 道具不要・省スペース
マットさえあればOK。自宅や旅先など、場所を選ばずにできる。 - 腹直筋上部を効果的に鍛えられる
シンプルな動作の割に、しっかり効かせることができる。特に上腹部への刺激が強い。
デメリット
- 下腹部への刺激は少なめ
動作の中心が上体の屈曲になるため、腹直筋下部や腸腰筋などには刺激が入りにくい。 - 反動で動かしてしまいやすい
フォームがシンプルゆえに、勢いで起き上がる「癖」がつきやすく、腹筋に効かせにくくなる。 - 首に負担をかけやすい
手で頭を支える形になるため、フォームを誤ると首を痛めるリスクがある。
クランチは「シンプルだけど奥が深い」種目です。
動作のコツは、腹筋をしっかり収縮させる意識と、反動に頼らないフォーム。慣れてきたら呼吸との連動も意識すると、より効果的に鍛えることができます。
2. レッグレイズとは?どんな効果がある?
✔ レッグレイズのやり方

- 仰向けに寝て、手は腰の下または体の横に置く
- 両脚を伸ばしてゆっくり上げ、90度前後で止めて戻す
✔ 鍛えられる部位
✔ レッグレイズのメリット・デメリット
レッグレイズは、道具なしで自宅でも行える人気の腹筋トレーニングですが、正しく行うことで得られるメリットもあれば、注意すべきポイントもあります。
メリット
- 下腹部の筋肉を集中的に鍛えられる
腹直筋の中でも特に下部に刺激が入りやすく、ぽっこりお腹の解消に効果的。 - 骨盤周りやヒップラインの引き締めにも効果あり
脚を上下させる動作により、腸腰筋や腹横筋にも刺激が入り、体幹の安定性や下半身のラインが整いやすくなります。 - 寝たままでできるため初心者にも取り組みやすい
フォームのポイントさえ押さえれば、器具不要で誰でもチャレンジできます。
デメリット
- 腰への負担が大きくなりやすい
脚を下ろすときに腰が反ってしまうと、腰椎に強いストレスがかかり、腰痛の原因になります。 - 正しいフォームを意識しないと効果が薄れる
脚を勢いで振り上げたり、背中が浮いてしまうと、腹筋への刺激が逃げてしまいます。 - 呼吸を止めやすい
腹圧をかけようとして呼吸が止まりやすく、初心者には息を吐きながら動作する意識が必要です。
レッグレイズは、正しいフォームで行えば下腹部への効果が高い優秀な種目です。
ただし、腰を痛めやすいリスクもあるため、常に背中を床に密着させ、無理のない可動域で行うことが重要です。
3. クランチとレッグレイズの比較表
項目 | クランチ | レッグレイズ |
---|---|---|
鍛える部位 | 腹直筋上部 | 腹直筋下部 |
難易度 | ★☆☆(簡単) | ★★☆(中) |
ケガのリスク | 低め | やや高め(腰) |
継続のしやすさ | 高い | 中〜高 |
初心者向け | ◎ | ○(フォーム注意) |
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▶ Amazonで見る4. どちらを選ぶべき?目的別アドバイス
✔ お腹の上部を引き締めたい → クランチがおすすめ
✔ 下腹をスッキリ見せたい → レッグレイズがおすすめ
✔ 全体をバランスよく鍛えたい → 両方組み合わせるのがベスト!
5. 腹筋を割るには筋トレだけじゃ足りない?
実は、腹筋は誰にでも最初から割れています。
ただし、その上に脂肪が乗っているため見えないだけ。腹筋を“見えるようにする”には、筋トレ以上に「体脂肪率のコントロール」が重要になります。
いくらハードに腹筋運動をしても、皮下脂肪が厚い状態では、筋肉のカット(割れ目)は表に出てきません。
「脂肪を減らす」ことが、割れた腹筋を見せるための最短ルートです。
✔ 食事管理のポイント
- 摂取カロリー < 消費カロリー
基本中の基本。「食べたカロリーよりも動いて消費するカロリーの方が多い」状態を継続することで、体脂肪は確実に落ちていきます。 - 高タンパク・低脂質を意識
筋肉を維持しながら脂肪を落とすには、タンパク質の摂取が不可欠。
目安:体重×1.5〜2gのタンパク質を毎日摂取しましょう。
例:体重60kgの人なら、90〜120g/日 - 炭水化物は完全カットしない
エネルギー不足による筋肉の分解を防ぐためにも、適量の炭水化物(特にトレ前後)は重要です。
✔ 有酸素運動も効果的
- 週2〜3回のウォーキングやジョギングで脂肪燃焼をサポート
筋トレ後や空腹時に20〜30分の軽い有酸素運動を行うことで、脂肪燃焼効率がアップします。 - HIITや自重サーキットもおすすめ
「時間が取れない」「飽きやすい」という方には、高強度インターバルトレーニング(HIIT)や、プランク・バーピーなどを組み合わせた自重サーキットも効果的です。 - 運動だけで痩せようとしない
有酸素運動はあくまで補助。食事管理+筋トレ+有酸素の三位一体が王道です。
腹筋を割るためには、「筋トレで腹筋を育てる」+「食事と有酸素で脂肪を落とす」の両輪が不可欠です。
どちらか一方だけではなく、バランスよく取り入れることが成功のカギになります。
✅まとめ
クランチとレッグレイズ、どちらも優れた腹筋トレーニングです。
初心者はまず「正しいフォーム」と「継続」を大切に、少しずつ体を変えていきましょう。今日から1日3分、腹筋に意識を向けてみませんか?