細マッチョvsゴリマッチョ:あなたに合う“理想の体”とは? [前半]

細マッチョとゴリマッチョの定義とは?
筋トレを始めようと思ったとき、誰もが一度は考えるのが「どんな体を目指すか?」ということ。特に多くの男性が悩むのが「細マッチョ」と「ゴリマッチョ」、どちらを目指すべきかという点です。それぞれに明確な特徴やメリットがあり、トレーニング方法やライフスタイルまで大きく変わってきます。
まず、細マッチョとは、「体脂肪が少なく、筋肉のラインがはっきり見えるスリムな体型」を指します。一般的に体脂肪率は10~15%程度、筋肉量はそこまで多くないものの、腹筋がうっすらと割れている見た目が特徴です。代表的な芸能人で言えば、福士蒼汰さんや竹内涼真さんなどがこのタイプに近いと言われています。
一方、ゴリマッチョは「圧倒的な筋肉量と厚みを持った体型」で、ボディビルダーやアスリートに多いスタイルです。体脂肪率は10~20%と幅がありますが、それ以上に筋肥大が重視されており、Tシャツの上からでも筋肉の膨らみが分かるほど。なかやまきんに君のような筋肉芸人や、スポーツ選手の中でも格闘技系やアメフト系の選手がこのタイプです。
目的別に見るメリット・デメリット
理想の体型は人によって異なります。それは「筋トレの目的」が違うからです。以下のように、細マッチョとゴリマッチョにはそれぞれ明確なメリットとデメリットがあります。
目的・観点 | 細マッチョ | ゴリマッチョ |
---|---|---|
健康維持 | ◎ 有酸素運動も併用しやすく、長期的な健康に適している | △ 高重量トレーニングは関節への負担が大きい場合も |
見た目 | ◎ スーツや私服が映え、洗練された印象を与える | △ 圧迫感を与えることもあり、好みが分かれる |
女性ウケ | ◎ 多くの女性が「ちょうどいい体型」と感じやすい | △ 「怖そう」「ナルシストっぽい」と敬遠されることも |
スポーツパフォーマンス | ○ 持久力や俊敏性が必要な競技に向いている | ◎ パワーが求められる競技で強みを発揮 |
目的によっては「ゴリマッチョのように見せたいけど、実際は細マッチョで十分だった」というケースもあります。特に日常生活やビジネスシーンでの“清潔感”や“親しみやすさ”を求めるなら、細マッチョが理想とされる傾向にあります。
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▶ Amazonで見るトレーニングメニューの違い
細マッチョとゴリマッチョを目指す場合、日々のトレーニング内容にも大きな違いが出てきます。
- 細マッチョ志向:軽~中重量で回数を多く(12~20回)、インターバルも短めにし、心拍数を上げながら脂肪を燃焼。週2~3回の有酸素運動を組み合わせる。
- ゴリマッチョ志向:高重量・低回数(5~8回)で1セットごとの負荷を最大化。分割法(胸・背中・脚など)で筋肥大を狙い、週5~6回トレーニングを行う。
例えば、ベンチプレスなら…
- 細マッチョ:40~50kgを15回×3セット
- ゴリマッチョ:80~100kgを5~8回×4セット
こうした違いが、見た目や筋肉の厚みの差を生み出します。
次回予告:食事とサプリメントの違い
次回のセクションでは「細マッチョとゴリマッチョの食事法の違い」や「サプリメントの選び方と使い方」について詳しく解説します。自分に合ったスタイルを見つけたい方は、ぜひ引き続きチェックしてください。